
ヒゲが濃いことで悩んでいる人の場合、シェーバーやカミソリ選びも悩ましい問題です。
もちろん性能だけではなく、価格がどれくらいなのかも気になるところ。
ここでは深剃りに対応をしたシェーバーやカミソリを紹介していきます!

目次
シェーバーとカミソリのメリットとデメリット
ヒゲが濃い人にとって、シェーバーとカミソリのどちらを使うべきなのかは迷いどころです。
どちらにもメリットとデメリットはありますが、あらためてそれぞれの特徴についてチェックをしてみてください。
シェーバーのメリット…手軽・肌に優しい。デメリット…値段が高め

シェーバーのメリットは、なんといっても手軽にヒゲ剃りができることです。
短時間で剃れるから、朝の時間に余裕がない人から重宝されています。
そして直接肌に刃を当てるわけではないので、肌が弱い人でもカミソリ負けや肌荒れについて、それほど気にせず使えるところがメリットとしてあげられているのです。
デメリットについてですが、シェーバーの場合は値段の高さがあります。
実際に購入する場合はかなりの幅があるものですが、数千円くらいならともかく一万円を超えてくると躊躇するようになり、数万円のものになるとヒゲ剃りにそこまでお金をかけたくないと考えてしまう人もいます。
また、カミソリのメリットで深剃りに対応をしていることをあげている人がいることからもわかりますが、シェーバーだと濃いヒゲの人はあまり使えないというイメージを持たれています。
カミソリのメリット…深剃りが簡単。デメリット…肌荒れしやすい

これに対してカミソリの場合ですが、こちらは丁寧に剃ることができて深剃りにも対応してくれるところがメリットとしてあげられています。
実際に使ってみても、シェーバーに比べてそり残しが少ないと感じている人も多く、ヒゲが濃い人から高い支持を得ています。
次にカミソリのデメリットですが、刃を直接当てることからケガをしてしまうリスクが大きいです。
ケガをすることがなかったとしても、肌が弱くてカミソリ負けをする人にとって、それだけで選択肢から外してしまいたくなる問題もあります。
ここであげたメリットとデメリットは、一般的なイメージが元になっています。
なるほどと頷ける部分が多いかもしれませんが、どんなものを使うのか、そしてどのように使うのかによってこのデメリットを抑えられることも知っておいてください。
シェーバーは3種類。深剃りにおすすめなのは往復式とロータリー式。
シェーバーには大きく分けて三つのタイプがあります。
往復式、ロータリー式、回転式、です。
この中で深剃りに適しているのは、往復式とロータリー式になります。
往復式シェーバー
往復式はシェーバーとしては一般的なもので、外刃と内刃で構成されています。
深剃りと早剃りの両方に対応可能な特徴があるため、シェーバーの中でもスタンダードなものとなっているのです。
スタンダードなものということで種類も多く、刃の数などから性能や価格も変わってきます。
定期的なメンテナンスを必要とすることや、使用時の音が大きいというデメリットもあるところには注意してください。
ロータリー式シェーバー
ロータリー式はらせん状の内刃が回転してヒゲを剃るもので、使い心地としてはカミソリに近いものです。
それでいて往復式よりも肌へのダメージが小さく、ヒゲが濃い人にとって大きなメリットがあるシェーバーになります。
ただし多くのメーカーがシェーバーをー出す中、ロータリー式は種類が限られているので選択肢が少ないというデメリットもあります。
特にメーカーやブランドにこだわりがない人なら問題は気にならないかもしれませんが、この問題には注意をしてください。
回転式シェーバー
ちなみに回転式のシェーバーは、肌への負担がとても小さいことがメリットになりますが、早剃りや深剃りにはあまり対応できないタイプです。
あまりヒゲが濃くない人なら快適に使えますが、ヒゲが濃い人が使うには物足りなさを感じてしまうタイプです。
ここまでの内容で、ヒゲが濃い人が髭剃りを使うなら、往復式かロータリー式が適しているとわかります。
それでは実際に売られているシェーバーの中で、どんなものが良いのか見ていきましょう。
深剃りができる人気シェーバー3選
深剃りができるタイプのシェーバーになると、必然的に高級なモデルになります。
シェーバーの中には数千円で購入できるものもありますが、ヒゲの濃さが普通の人ならともかく濃い人の場合は物足りないので注意してください。
パナソニックのラムダッシュ5枚刃
パナソニックのラムダッシュ5枚刃は、3種類5枚の刃を採用することで、肌にかかる負担を最小限にしつつもしっかりとヒゲを剃れます。
3Dアクティブサスペンションとスムースローラーを採用することで、これまでにない圧倒的な深剃りを実現しています。
デザインも高級感にあふれたものですが、安いものでも2万円くらいします。
全自動洗浄充電器付きなので、常に清潔に使えるところもポイントです。
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ブラウンのシリーズ9
ブラウンのシリーズ9も、5枚刃で深剃りに適したシェーバーとして人気があります。
密着3Dヘッドや音波テクノロジーなどをフル活用して、濃いヒゲにもしっかりと対処可能です。
ブラウンだからこその安心感もありますが、近年は深剃りタイプなら日本製が優れているという評価もあるため、パナソニックのラムダッシュに比べると一歩劣るという評価があります。
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ロータリージーソードシリーズ
シェーバーの中では希少なロータリー式ですが、日立が出しているメンズシェーバー ロータリージーソードシリーズが人気です。
値段は1万円後半から2万円以上となっていますが、そのどれもが日立独自のロータリー刃を搭載しています。
LED光による殺菌で、内刃の嫌なにおいを抑えるなど、あまり手をかけずにメンテナンスができるところも人気の理由です。
ロータリー式のため使用時も静かなのですが、往復式などに慣れていると使い方でコツをつかむまで少し苦労します。
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電動シェーバーはとにかくいろいろな種類があるので、自分に合ったものを探そうとすると大変です。
だけどその数ある中から良いものを見つけられたときの達成感は大きいので、いろいろとリサーチをして自分に合ったものを見つけられるようにしてください。
深剃りに適したカミソリ3選
T字カミソリタイプは、髭剃りにおいても代表的なアイテムです。
どんどん進化を遂げており、5枚刃どころか7枚刃のモデルも出ています。
ヒゲの濃さを考えたらしっかりと剃れることが重要ですが、刃の枚数が増えればそれだけ肌への負担も分散されるので、使用するときの安心感も高くなります。
ジレッドのフュージョンシリーズ
ヒゲが濃い人向けのT字カミソリとして、ジレッドのフュージョンシリーズが人気です。
ジェルスムーサーを刃の前後に搭載することで、これまでにない剃り心地を実現しています。
刃の数は5枚ですが、この極薄の5枚刃がしっかりとした深剃りを実現してくれます。
とにかくよく剃れることで評判ですが、それだけの質を維持するためか替え刃の値段が高めなところには注意が必要です。
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シックハイドロ5カスタム
T字カミソリでしっかりと剃りたいけど、肌へのダメージが気になる人は、シックハイドロ5カスタムがおすすめです。
ココナッツオイルを配合したハイドレート、ハーブエキスを配合した敏感肌向けのコンフォート、メントールを配合したリフレッシュなどバリエーションも豊富です。
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フェザーのサムライエッジ
コストパフォーマンスに優れたT字カミソリとしては、フェザーのサムライエッジがあります。
理容のプロが認めた技術が採用されており、低価格のカミソリの中でも抜群の切れ味を実感できます。
よく剃れて刃も長持ちするので、低価格で高い質のカミソリを求めている人におすすめできます。
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まずは実際に試してみること

深剃りと言っても程度があり、その人によって髭の濃さはさまざまです。
顔のラインなどの違いもあるので、シェーバーやカミソリもどれがベストなのかは実際に試してみなければわかりません。
自分にとってベストなものを見つけるためには、評判の高いものをいくつか試してみるくらいの気持ちでいてください。
もちろん高評価なものには相応の理由があるので、絞り込んでいくならおすすめされている商品はとても参考になります。
シェーバーとカミソリのどちらが良いのかについては、夜の内にカミソリでしっかりと剃っておき、寝ている間に伸びた分を朝にシェーバーで剃るという使い方もできます。
髭剃りは毎日することなので、とても身近なものです。
それだけにどうしても妥協してしまう人も多いのですが、毎日使うものだからこそ良いものを使えるようにしてください。
ヒゲが濃いことで悩んでいる人の中には、そういう体質だからとあきらめてしまっている人もいます。
だけどしっかりとした性能のシェーバーやカミソリを使うことで、その状況が変えられる可能性は十分にあります。
道具を変えることで、髭剃りは一気に快適なものに変わる可能性があります。
なんとなく選ぶのではなく、これだからこそ使いたいと思えるシェーバーやカミソリを探してみてください。